投資を始めたばかりの方や、長期的に安定した収益を目指す投資家にとって、高配当株は非常に魅力的な選択肢です。配当収入を得ながら株価の成長も期待できる銘柄を選ぶことは、資産運用の鍵となります。本記事では、「一生手放したくない！」と思えるような高配当株を5つご紹介します。これらの銘柄は、安定した業績と強固な財務基盤を持ち、長期的な視点で見ても安心して保有できる企業ばかりです。それでは、注目すべき高配当株5選をご覧ください。
KDDI
KDDI株式会社（銘柄コード: 9433）は、日本の主要な通信会社で、「au」ブランドで知られています。現在の株価は約4,232円で推移しており、最近の取引範囲は4,203円から4,259円の間です。
KDDIの株式は比較的安定しており、ディフェンシブ銘柄として知られています。これは経済状況が変動しても業績が比較的安定していることを意味します。また、配当利回りは3.43％と魅力的であり、配当収入を重視する投資家にとっても魅力的な選択肢です。
株主優待についても人気があります。以下の優待は2025年度から変更になるので注意が必要です。
詳しい変更点はこちら→公式サイト
- 保有期間5年以上かつ1,000株以上保有
10000円相当のカタログギフト - 保有期間5年未満かつ1,000株以上保有の株主さま、または保有期間5年以上かつ100株～999株保有
5000円相当のカタログギフト - 保有期間5年未満かつ100株～999株保有の株主さま
3000円相当のカタログギフト
三井住友FG
三井住友フィナンシャルグループ（8316）の株価は約10,000円で、配当利回りは約3.28％です。株価はやや割安と評価され、強気な見方をするアナリストも多く、安定した収益力が魅力です。2024年度の当期純利益は1兆600億円を予想しており、配当狙いの投資家にとって魅力的な銘柄です。
三菱商事
三菱商事株式会社（8058）は、日本を代表する総合商社で、多様な事業を展開しています。以下に三菱商事の株に関する主要なポイントをまとめます。三菱商事は、エネルギー、金属、機械、化学品、食料、金融、物流、不動産など、幅広い分野で事業を展開しています。特に、エネルギーセクターと金属セクターでの強力なポジションを持ち、世界各地での資源開発プロジェクトを手掛けています。
配当利回りも魅力的で、株主還元を重視した経営を行っています。2024年度の配当は、年間100円程度を見込んでおり、安定した収益基盤を反映しています。
JT
日本たばこ産業（JT）（2914）は、日本国内でたばこ製造を独占している大手企業で、海外事業や加熱式たばこにも注力しています。また、医薬品や食品事業にも展開しています。最新の株価は約4,496円で、配当利回りは4.28%と高めです。2024年の売上収益は前年比6.2%増の3兆160億円と予想されていますが、調整後営業利益は前年比5.5%減の6,880億円と見込まれています。また、2024年度の配当は、年間194円程度を見込んでいます。
三菱UFJ
三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）（8306）の株価は、直近で1,578.5円です。MUFGは日本最大の金融グループで、銀行、信託、証券、カードなど多岐にわたる事業を展開しています。配当利回りは約3.16%で、安定した配当を提供しています。今後の見通しとして、親会社株主に帰属する当期純利益を15,000億円と目標に掲げています 。MUFGの株価は安定しており、投資家からの関心も高い銘柄です。2024年度の配当は、年間41円となっています。
まとめ
本記事では、KDDI株式会社、三井住友フィナンシャルグループ、三菱商事株式会社、日本たばこ産業株式会社、三菱UFJフィナンシャルグループ、の5つの高配当株をご紹介しました。それぞれの企業は、安定した業績と高い配当利回りを誇り、長期的な視点で見ても魅力的な投資先です。
これらの銘柄は、それぞれが強固な事業基盤と魅力的な配当政策を持ち、長期的な投資対象として一生手放したくないと思える企業です。高配当株を選ぶことで、安定した配当収入を得ながら、資産の成長も期待できます。投資を始める際には、今回紹介した企業をぜひ検討してみてください。長期的な視点での投資が、将来的な安定と収益をもたらすでしょう。
